表情

チャットモンチー ( Chatmonchy ) 表情歌詞
1.手の中の残り日

(Album Mix)
作詞:橋本絵莉子
作曲:橋本絵莉子

あなたとのリズムが私を壊す
うなずくのが遅いだけで不安そう
私の好きな色をまとったままで
当たり障りのない時間が過ぎる

とめどない思いを抱えながら
放つ言葉にため息をついた

足を引っぱらずに手を引っぱって
探っていくのはもうたくさん
つないだ手が離れてしまう前に
足を引っぱらずに手を引っぱって
探っていくのはもうたくさん
つないだ手が離れてしまう前に

あなたへの気持ちが私を壊す
うなずくのが早くなった それだけ
あなたの好きな色をまとったふりで
当たり障りのない時間が過ぎる

意味のない駆け引きの繰り返し
放つ言葉にため息をついた

足を引っぱらずに手を引っぱって
探っていくのはもうたくさん
つないだ手が離れてしまう前に足を引っぱらずに手を引っぱって
探っていくのはもう出来ない
つないだ手が離れてしまう


2.湯気

(Album Mix)
作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

雨降り 駅から走る塾までの距離
突然 黒い傘を差し出されて
「ありがとう」って言いながら髪型気にする一人の少女

寒い冬の日はストーブつけて チンプンカンプンの数学
先生はうたた寝
雨もりの音 ポツリポツリ響く部屋で 先生はうたた寝

外はこんなに寒いのに こわれそうな教室は
温かさで包まれていた
雨の音 ポツポツリ

ずぶ濡れになったあの人は
「お茶にしようか」って おやつを手に持ってる
まるで 花が咲いたみたいね
やかんの湯気 妙に白く見えたんだ

外はこんなに寒いのに こわれそうな教室は
温かさで包まれていた
時計の音 コツコツリ

あの人ポツリと来なくなった
渡しそびれた赤いお守り
かばんの底で待ち焦がれていたのに
もう春が来る

壊れかけた戸を開けて
私は「お茶にしようか」ってやかんを降ろした
湯気でめがね曇る人を笑って

今日も靴箱にかかった 黒い傘
もう春が来る… 。


3.小さなキラキラ

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

ペットボトルの中で揺れる水
広がっていく場所見つからなかった
寒すぎて凍える町
君の手に触れて初めて
私の手が冷たいって気づいたの

どんなに強い日差しも
届かないと知ったから
どんな冷たい風でも
飛ばせないと知ったから
さよなら さよなら 私の小さなキラキラ
このまま そのまま 海に流れてゆけばいい
さよなら さよなら 私の小さなキラキラ
このまま そのまま 海に流れてゆけばいい

月光に踊る水滴 ガラスに映る顔
泣かないように 力を入れて
君の気持ちは変えられない
誰かを想った年月 消すことはできないのね

どんなに強い日差しも
届かないと知ったから
どんな冷たい風でも
飛ばせないと知ったから
さよなら ありがとう 私の小さなキラキラ
ごめんね 叶えられなくて 小さなキラキラ

さよなら さよなら 私の小さなキラキラ
さよなら さよなら 私の小さなトキメキ


4.RPG

作詞:福岡晃子
作曲:橋本絵莉子

もう お金がないのよ
あの街の人に聞いてみよう お金が入る手段

もう 元気がないのよ
人と会うのは止めにしよう 傷つくだけだから

Rock! Passion! Girl!

めくるめく 決まりすぎたストーリー
はみ出したくて RPG

めくるめく バグりかけてスローリー
はみ出したくて RPG

RPG 止まらない
RPG バカみたいに笑う

RPG 止まらない
RPG バカみたいに笑う

もう 行き場がないのよ
ヒントを探してあの手この手 感情がフリーズしてる

もう 助けられないよ
魔法に道具あの手この手 全滅してもリセット可

Roll! Playing! Girl!

ありあまる キマりすぎた名台詞
アホらしすぎて RPG

飽きてくる キマりすぎたヒロイン
アホらしすぎて RPG バカみたいに笑う

エンディングには まだ早い
経験不足の早とちり

闘うためには 武器がいる
メモリー不足は命取り

RPG 止まらない
RPG バカみたいに笑う


5.リアル

作詞:福岡晃子
作曲:橋本絵莉子

口から出るのは 半分
文字にできるのは 10分の1

本物の気持ちなんて 全部は形にならない
本物は高価すぎて 私には似合わない

あなたの心が全部見えたら
私はひどく落ち込むでしょう
少し期待してた自分にかける言葉もないでしょう

目から流れるのは 心
溢れ出した 形のないリアル

やらせだって 胸ときめく
やらせだったから 美しく見えるものもあったのに

どうして真実だけをありがたがりたがるの?

私の心を全部見せたら
あなたはどう思うかしら
あけすけな心ほど人を傷つけるものはないでしょう


6.片道切符

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

ああ 片道切符 もう戻れやしない去年の夏
線香花火落ちてしまうこと こんなにも悲しいなんて

あんたがさ 涙腺弱くなったなんて
冗談みたいな本音を言うから
いても立ってもいられなくなって 電車に飛び乗ったんだ
海が見えるよ みんなで花火したあの海が見えるよ

ああ 片道切符 もう戻れやしない去年の夏
線香花火落ちてしまうこと こんなにも悲しいなんて
ああ 片道切符 もう戻れやしない去年の冬
雪の溶ける音が こんなにも冷たいなんて

そこから 何が見えるんだい
都会の空と ごちゃまぜになった自分の色?
大丈夫だよ いつだって走ってってやるからさ
大丈夫だよ いつまでも消えやしない

電車の音が ゴトゴトいって
心が左右に揺れ動く

ああ 片道切符 もう帰れやしない去年の夏
線香花火落ちてしまうこと こんなにも悲しいなんて

ああ 片道切符 もう帰れやしないふざけた日々
進みだした電車に 少し酔ってるだけさ

頑張れよ
みんなが大好きだった
あの場所は心の中


7.迷迷ひつじ

作詞:福岡晃子
作曲:橋本絵莉子

電話のないサンタクロース
鳴らないベルのプレゼント

久しぶりに会ったのにあなたの態度一体どういうつもり?
私が隣にいても寝てばかり 枕と恋人になってしまえばいいじゃない
帰りのバスの中では別れることばかり考えていたの
「絶対別れてやる、嫌いになってやる」なのに
たった一通の「ありがとう」のメールのせいで涙が出てくる
何でそんなこと言うの? あいつはズルイなぁ

「好きな人ができました」ついに言ってやったんだ
あなたは何か言いたそうだったけど
気づかないふりして電話を切ってしまった いいよね?
新しい恋人は賢い人で 私の気持ちをすべてわかっていたそうだ
子どもだったのは私だけだったのかな
大人だったのはあなたの方だったのかな

電話のないサンタクロース
鳴らないベルのプレゼント
電話のないサンタクロース
鳴らないベルのプレゼント

もう こんなはずないのに 嘘ってわかってよね
もう どうなっても知らない 私のせいじゃないわ

迷える二匹のひつじ
星降る夜の真ん中で
星降る夜の真ん中で


8.風

作詞:橋本絵莉子
作曲:橋本絵莉子

裏返しのシーツがひっかかる
まだ指輪の跡が消えない
外ではうるさい罵声
私は部屋で

伸びた髪を梳いた
インスタントコーヒーを飲んだ
夜みたいな朝だった
私はここだ

風 飛ばせて 空高く
閉じていた羽使ってみるよ
なびくかな どこまでも
そのために髪ほどいたんだ

風 飛ばせて 空高く
閉じていた胸ひらいてみるよ
なびくかな どこまでも
そのために髪ほどいたんだ

表を向いてくれた太陽
もう指輪の跡は見えない
外では仲良し小鳥
私は部屋で

伸びた髪を梳いた
挽きたてのコーヒーを飲んだ
朝らしい朝に会えた
私はここだ

風 飛ばせて 空高く
閉じていた羽使ってみるよ
なびくかな どこまでも
そのために髪ほどいたんだ

風 飛ばせて 空高く
閉じていた胸ひらいてみるよ
なびくかな どこまでも
そのために髪ほどいたんだ


9.コスモタウン

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

二車線向こうの車から こっち向いてニヒルな笑い
ああいう顔に弱いから すかした女を演じてみせた
真夜中の国道は不気味なくらい静かで
立ち尽くす信号だけ 宇宙の隅にきらめいていた
昼間には見えなかったものがそこにあり
あの頃見えなかったものが痛いほど突き刺さる

「ほらあれが北斗七星だ」
つないだ祖父の手は しわしわで温かかった
見上げた星のかなしみが 月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
黙ってないでその答えを教えてよ

闇を切って車は走っていく
後ろから呼び止める声は
マリちゃんでもコウちゃんでもなくて
幼いおさげの私です

昼間には見えなかったものに気付いたとき
なんだかゾッとした

茂みの中で見つけられなかった 野球ボールを想う
あの子は今何をしてる?
見上げた星のかなしみが 月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
黙ってないでその答えを教えて

「ほらあれが北斗七星だ」
よく働いた手は しわしわで温かかった
見上げた星のかなしみが 月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
黙ってないでその答えを教えて 教えてよ


10.バスロマンス

(Album Mix)
作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

あなたを乗せてやってくる夜行バス
ピンク色に見えました
あなたを連れて走っていく夜行バス
灰色に見えました

早すぎる三日間
あなたを見送った帰り道
何度も後ろ振り返り無言で歩いた

あなたを好きでいてよかったな
あなたを待っていてよかったな
新しいスタートラインから 今
走り出すよ二人だけを乗せて

あなたを好きでいてよかったな
あなたを信じてよかったな
ウェディングベルが鳴り響く今
走り出すよ二人だけを乗せて

あなたを乗せてやってくる夜行バス
ピンク色に見えました
あなたを連れて走っていく夜行バス
灰色に見えました

離れて過ごした三年間
あなたが来る日
子どもみたいに 指折り数えた

あなたを好きでいてよかったな
あなたを待っていてよかったな
新しいスタートラインから 今
走り出すよ二人だけを乗せて

あなたを好きでいてよかったな
あなたと出会えてよかったな
ウェディングベルが鳴り響く今
走り出すよ二人だけを乗せて

もう一人では行かないでね
真っ白なバスに乗って 永遠を誓おう
隣どうし座って 虹の橋渡ろう

あなたを幸せにするからね
真っ白なバスに乗って 永遠を誓おう
隣どうし座って この愛を祝おう


11.three sheep

(Album Mix)
作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

新しいノート開くのが好きでね
何書こうかな真っ白なページにって
何冊目だろう三日坊主の日記帳
たまに読んだら笑えたりする

眠れない夜は そばにいてあげるよ
得意の歌を歌ってあげる

寒くて寒くて凍えそうだから 手をつないで目を閉じよう
ひつじの群れがね あなたに聞くでしょう
「草原はどこ?」って
それはね、銀河の向こうで おとつい見たユメ

一人ぼっちのふくろうは
「森がこわい」と泣きました
素直になれないこうもりは
ぐっとこらえて目を閉じる

sing a song 歌いたいメロディはいつだって
あなたを乗せて 夜空のかなたに浮かんでる

blue night あおいあおい海の底 星も静かに歌います
眠らない夜は 砂時計をひっくり返そう
きっとそのうち 夜はあけるでしょう

歌いたいメロディは いつだって
あなたを乗せて 夜空の彼方に浮かんでる

寒くて寒くて凍えそうだから 手をつないで目を閉じよう
ひつじの群れがね あなたに聞くでしょう
「草原はどこ?」って
それはね、銀河の向こうで おとつい見たユメ

あなたの足音が近づくまで
どうか一人で眠らせて


12.Y氏の夕方

(Album Mix)
作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

夕闇にきらめく さざんかの花
靴を遠くまで蹴っ飛ばしてみたら
明日も晴れるらしいから ぼんやり手を光にかざした
指の隙間から ポロポロこぼれる赤い日差し
指の隙間から ポロポロと受け止めきれないな

不器用な生き方なんて 望んじゃないよ
神様が助けてくれるって信じさせて
このままじゃ歩いていけないのかな...

三寒四温の社会には 休憩だって必要だろ
何回も繰り返した逆上がり
さびくさい真っ赤な手のひら
赤い赤い夕日が
もう一回やってみっかって そう思わせたんだ

夕闇にきらめく さざんかの花
ネクタイが揺られてる ブランコの上
縛られた生き方なんて 望んじゃないよ
神様が助けてくれるって信じさせて
このままでいいわけないじゃない

あともう少しでできそうなんだ
何回も繰り返した逆上がり
さびくさい真っ赤な手のひら
赤い赤い夕日が
何度でもやり直せばいいじゃない そう思わせたんだ


13.愛捨てた

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

大切なことは いつも忘れているのに
どうでもいいことは こびりついているものね

真実がいつも正しいわけじゃないのに
間違いを正しては 崩してしまった

愛してる 愛してる 愛してた

こんなに悲しい夜でさえ
やっぱりお腹は 空くのだから
私は まだ 人を好きになるのでしょうか

冷蔵庫の 悪趣味ステッカー
丈の足りない 遮光カーテン
向かい合った 丸い座布団
お皿の隅に よけたにんじん
たまにくる 電話は一分
二人お揃いの記憶

愛してる 愛してる 愛してた
愛してる 愛してる 愛捨てた

こんなに悲しい夜でさえ
やっぱりお腹は 空くのだから
私は まだ 人を好きになるのでしょうか

涙が枯れた朝でさえ
やっぱりお腹は 空くのだから
私は また 人を好きになるのでしょう


14.決まらないTURN

(Album Mix)
作詞:橋本絵莉子
作曲:橋本絵莉子

転がしたサイコロがずっとずっと転がって
いつになっても止まらないよ
1でも2でも3でもいいのに
いつになっても止まらないよ

早く止まれ 早く止まれ
顔を上げて 前を見させて

グーチョキパーの順番がずっとずっと同じで
いつになっても決まらないよ
勝っても負けてもどっちでもいいのに
いつになっても決まらないよ

早く決まれ 早く決まれ
顔を上げて 後ろ見るから

「2つ戻れ」で振り出しに戻っても
気持ちは変わらないよ
「2つ進め」でゴールに辿り着いても
気持ちは変わらないよ

夜になると暗くなる 朝になると気持ちが…
順番があるから 順番があるから もうすぐだ!

「2つ戻れ」で振り出しに戻っても
気持ちは変わらないよ
「2つ進め」でゴールに辿り着いても
気持ちは変わらないよ


15.意気地アリ

作詞:福岡晃子
作曲:橋本絵莉子

誘ってもいいですか?
だって あなた 意気地ないから
誘ってもいいですか?
だって もう 待ちくたびれた

あなたがすごくまじめだってこと 時間厳守の癖で分かります
あなたにユーモアがないってこと ネクタイセンスなさで問われます

勘違いかな あなたの態度、視線
遠回しの遠回しの遠回りで 分かりづらい演出ね

いっそ私から 誘ってもいいですか?
だってあなた 日が暮れそうよ
誘ってもいいですか?
だって先が思いやられるから
誘ってもいいですか?
だってわたし 意気地あるから

わたしはいつもまじめぶってるの ほんとの顔知らないんでしょ?
わたしはユーモアで切り抜ける 仕事とは生きれない女です

だけどわたしも あなたに態度、視線
好きだから好きだから隙だらけで 分かりやすいはずなのに

ほんと鈍いから 誘ってもいいですか?
さりげなく わたし慎重に
このときめき うまく伝えたい
惚れた 腫れた その先はどこ?
誘ってもいいですか?
さりげなく わたし大胆に
この出会いに 懸けていいですか?
だってわたし 意気地あるから


16.ドッペルゲンガー

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

そうだったのかと思う夜は
夜空に浮かぶ雲を かき氷にして食べた
そうなのかもねと思う朝は
地中に眠る草の芽を スープに溶かして食べた

地球の上にいるかどうかもわからない
たまにある喧嘩さえ大したことない
箸が転げて笑うなんて そんなレベルじゃないんだよ

君と二人 空中飛行 雲を通り抜け月を目指した
君と二人 宇宙へ行こう 星をすり抜け果てを目指す

そうだったのかと思う夜は
少し君を尊敬したり 可愛く思ったり
そうなのかもねと思う朝は
大した用事もないのに 長電話したくなる

道草で近道見つけたような
ちっちゃくてラッキーなハプニング
ずっと続いているような そんな不気味さ

君と二人 空中飛行 雲を通り抜け銀河を目指した
君と二人 どこまで行こう 星をすり抜け果てを目指す

どんな山だって どんな傷だって 越えられる気がする
今 超無敵
どんな海だって どんな夢だって もぐって行けるんだよ
今 超無敵だよ


17.春夏秋

作詞:橋本絵莉子
作曲:橋本絵莉子

短い命の花びらがきれいだ
夜の間に見に行こうかな
じゃれ合う星達もきれいだ
ライトアップされた私の気持ち

あなたを忘れる時間がない
あなたを忘れる時間がない

セミがアイスコーヒーを飲んでる
熱いフライパンみたいな道で
私も冷たいものが飲みたいな
薄着で見えた私の気持ち

あなたを忘れる時間がない
あなたを忘れる時間がない

冷たい風が頬を叩く
まるで血も涙もない風が
綺麗なまま落ちる木の葉達
真っ紅に染まる私の気持ち

あなたを忘れる時間がない
あなたを忘れる時間がない

あなたに流れる季節は何
あなたを忘れる自信がない

私だけ冬になれない
あなたもそうだといいな


18.Good luck my sister!!

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

Happy wedding, good luck my sister!!
どうか泣かないで 私のまぶた
映画の中みたい ドレスが滲むよ

金魚のふんトコトコと どこへ行くにもトコトコと
悪いやつらはポカポカと 友達以上母未満
喧嘩色の夕焼け 一人でもスキップできるけど
喧嘩さえもリズム やっぱり二人で踊りたい

Happy wedding, good luck my sister!!
気づいているんだ 小鳥も花も
つむじの上から 広がる幸せ

ライスシャワーのオーケストラ 騒ぎたいよとご機嫌に
街中すべて華やいで 二人だけの春やって来る
桜色のドレス 一人でもスキップできるけど
桜明日散っても 二人のステップは止まらない

Happy wedding, good luck my sister!!
どうか泣かないで 私のまぶた
映画の中みたい ドレスが滲むよ

Happy wedding, thanks my sister!!
誰よりも祈ってる
世界中で涙が一番綺麗な一日


19.推進力

作詞:橋本絵莉子
作曲:橋本絵莉子

アラーム無しで目が覚めた ラッキー
ピンク色を頬に リング2個を指に
それでやっていける

考え事は髪を乾かすと半分流されて
悩み事も抱いて眠ればつぶれて消える

度胸試しと雨天決行の毎日をデッサン
綺麗な絵を完成させていい夢を見る

簡単 楽勝で いい気分
人類 皆兄弟 旅気分

Hello ! How are you? アメリカンボーイ
日付変更線またいで
Hello ! How are you? チャイニーズガール
持ち前の推進力でラッタッタ 飛び回りたい
I'm fine! 私ジャパニーズガール

アラーム無しで目が覚めた ラッキー
ピンク色を頬に リング2個を指に
それでやっていける

凹んだ時は熱い鉄を打ちハート型を埋める
寂しい時流す涙は海よりデリシャス

簡単 楽勝で いい気分
タイムスリップだって可能? Yes, 可能

祖先 What's it like in the old days? (昔はどうだった?)
遺伝子が遺伝子またいで
子孫 What's it like in the future? (未来はどうなってる?)
持ち前の推進力は「拙者サムライスピリット」
I'm fine, 私ジャパニーズガール


20.ハイビスカスは冬に咲く

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

やりたいことだけやって 生きていけたら最高
朝から夢まで笑って 死んでいけたら最高

要は私のポリシーと
それからあなたの愛情と
つまりは運とツキの問題で
難しいことは明日考えましょう

空は赤 海は白 地球はガラス張り
羽ばたけど 羽ばたけど 天知れぬ
本当の事など 誰知らぬ
さあ 私を何色に

好きだから好きだって 胸を張れたら成功
寝ても覚めても 酔いしれる恋なら結構

だけど私のプライドと
それからあなたの必要性と
つまり万年リラックスの平和ボケだし
危険な道も悪くはないね

星は青 雪は黒 地球は二階建て
潜っても 潜っても 底知れぬ
疑うことなど 誰知らぬ

空は赤 海は白 地球はガラス張り
迷っても 迷っても 進んでく
私は私で 進めてく
さあ これから何色に

信じることだけやって 生きていけたら最高
朝から夢まで笑って 死んでいけたら最高


21.ツマサキ

作詞:福岡晃子
作曲:橋本絵莉子

ヒール高い靴をはいて
あなたの隣 しゃなりしゃなり
ペディキュアの蝶々 見えるかしら

私が見えるもの あなたが見えないもの
私が触りたいもの あなたの喉ぼとけ

今の顔もっとよく見せて
写真に撮るの間に合わないかな
さっきから鳴り止まない気持ち
あなたの頬まで背伸びしたい

今の顔もっとよく見せて
写真に撮るの間に合わないかな
さっきから鳴り止まない気持ち
がんばってね 私のツマサキ ツマサキ

うそつき 当たらない天気予報
横なぐりの雨 泣き顔のちょうちょ
進路変更 早すぎる帰り道 あぁあ

うそつき 当たらない天気予報
横なぐりの雨 泣き顔のちょうちょ
進路変更 早すぎる帰り道 あぁあ

私が感じること あなたは感じないこと
私が期待していること 次はいつ会える?

さっきの顔もっとよく見せて
今度こそは見逃さないよ
雨粒の音 焦る気持ち
あなたの前髪 しずくポツリ

それじゃあね タイムリミット
あなたはちょっと腰かがめて
おでこにキス運んでくれた

それでも私背伸びしているよ

さっきの顔もっとよく見せて
今度こそは見逃さないよ
雨粒の音 焦る気持ち
あなたの前髪 しずくポツリ

ヒール高い靴をはいて
あなたの隣 しゃなりしゃなり
ペディキュアの蝶々 見えるかしら

がんばってね私のツマサキ ツマサキ


22.バスロマンス

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

あなたを乗せてやってくる夜行バス
ピンク色に見えました
あなたを連れて走っていく夜行バス
灰色に見えました

早すぎる三日間
あなたを見送った帰り道
何度も後ろ振り返り無言で歩いた

あなたを好きでいてよかったな
あなたを待っていてよかったな
新しいスタートラインから 今
走り出すよ二人だけを乗せて

あなたを好きでいてよかったな
あなたを信じてよかったな
ウェディングベルが鳴り響く今
走り出すよ二人だけを乗せて

あなたを乗せてやってくる夜行バス
ピンク色に見えました
あなたを連れて走っていく夜行バス
灰色に見えました

離れて過ごした三年間
あなたが来る日
子どもみたいに 指折り数えた

あなたを好きでいてよかったな
あなたを待っていてよかったな
新しいスタートラインから 今
走り出すよ二人だけを乗せて

あなたを好きでいてよかったな
あなたと出会えてよかったな
ウェディングベルが鳴り響く今
走り出すよ二人だけを乗せて

もう一人では行かないでね
真っ白なバスに乗って 永遠を誓おう
隣どうし座って 虹の橋渡ろう

あなたを幸せにするからね
真っ白なバスに乗って 永遠を誓おう
隣どうし座って この愛を祝おう


23.恋愛スピリッツ

作詞:橋本絵莉子
作曲:橋本絵莉子

今までひとつでも失くせないものってあったかな
今までひとつでも手に入れたものってあったかな
どうか無意味なものにならないでね
今すぐ意味のあるものになってね

あの人がそばにいない
あなたのそばに今いない
だからあなたは私を手放せない

今までひとりでは探せないものってあったかな
今までひとりでは作れないものってあったかな
どうか無意味なものにならないでね
今すぐ意味のあるものになってね

あの人をかぶせないで
あの人を着せないで
あの人を見ないで私を見てね

あの人がそばに来たら
あなたのそばにもし来たら
私を捨ててあの人つかまえるの?

あの人をかぶせないで
あの人を着せないで
あの人を見ないで私を見てね

あの人がそばにいない
あなたのそばに今いない
だからあなたは私を手放せない
だからあなたは私を手放せない
だからあなたは私を手放せない
だから私はあなたを想っている
だから私はあなたを想っている


24.サラバ青春(Acoustic Version)

作詞:高橋久美子
作曲:橋本絵莉子

卒業式の前の日に僕が知りたかったのは
地球の自転の理由とかパブロフの犬のことじゃなくて
本当にこのまま終わるのかってことさ
ひっそりとした教室に座っているのは僕らだけで
何だか少し笑えてきた
空はいい感じの夕焼け色で飛行機雲がキーンて続いていた

きっといつの日か笑い話になるのかな
あの頃は青くさかったなんてね
水平線に消えていく太陽みたいに
僕らの青春もサラバなのだね

サラバ青春

思い出なんていらないって つっぱってみたけれど
いつだって過去には勝てやしない
あの頃が大好きで思い出し笑いも大好きで

真っ暗闇に僕ひとりぼっち
ピンク色の風もうす紫の香りも音楽室のピアノの上
大人になればお酒もぐいぐい飲めちゃうけれど
もう空は飛べなくなっちゃうの?

汗のにおいの染みついたグラウンドも
ロングトーンのラッパの音も「さようなら」って言えそうにないなあ

君とよく行った坂下食堂は
どうやら僕らと一緒に卒業しちゃうらしい
何でもない毎日が本当は
記念日だったって今頃気づいたんだ 今頃気づいたんだ